留学の日

一般社団法人海外留学協議会(JAOS)は2022年に日本記念日協会に11月12日を「留学の日」にする申請をし、登録承認されました。これにより11月12日は「留学の日」として日本の記念日の一つになりました。

1112日を「留学の日」にした背景

明治4年11月12日(旧暦)は、大山捨松、津田梅子等、日本初の女性国費留学生5人が、岩倉使節団とともに日本を出発し留学先の米国に向かった日になります。それまでエリート男性だけの特権だった留学が初めて女性にも機会が与えられたということで、留学が本格的に日本人に開放された象徴的な日であるため、JAOSはこの11月12日を「留学の日」に制定しました。
日本は古くは紀元600年ごろから、遣隋使で中国に派遣された小野妹子など、海外に留学生を送り出し、多くの留学帰国者が日本の成長に寄与しています。

留学の日」の意義

留学は自分の可能性を高め世界への扉を開ける、人生の分岐点になるような大きな体験になります。また、現在、益々、世界が一体化する中、日本にとってグローバル人材の育成が大きな課題になっています。留学はグローバル人材になるためのきっかけにもなります。
毎年11月12日の「留学の日」を、留学について考える機会にしていきましょう。

JAOS留学アワード

一般社団法人海外留学協議会(JAOS)は毎年11月12日の「留学の日」を記念してJAOS留学アワードを日本の留学啓発に寄与した個人や団体に対して授与しています。 過去の受賞者には政治家の青島健太氏、芸能人のなかやまきんに君さんなどが挙げられます。

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